高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「昼下がりのカフェで」
1- 20
27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/20(日) 14:46:10.80 ID:5Cdea6Tl0
加蓮「成長できた今なら、それが叶わない願いで……叶っちゃダメな願いがあるってことも、ちゃんと分かるの」

加蓮「だから……その分、あの子達に幸せを贈ってあげて」

加蓮「幸せも、笑顔も、いっぱい積み重ねてあげてね。私は、それで十分だから……」

藍子「…………」

加蓮「……あははっ。重い話でごめん。でも今くらいじゃないと言えないって思って」

加蓮「こういうのって、重荷を背負わせるみたいになっちゃうから、あんまり言いたくないんだけど」

藍子「ううん。加蓮ちゃんの世界に歩いていったのは、私ですから。重たい荷物を一緒に背負うことだって、覚悟していますよ……」

加蓮「……そっか」

藍子「それにっ」

加蓮「?」

藍子「加蓮ちゃん、もう忘れちゃったの? 私が招待状を贈った相手。加蓮ちゃんにも、ですよっ」

加蓮「……あ」

藍子「加蓮ちゃんにも、何度だって笑ってほしいから。過去のことを無くすのではなくて……今の上に、いっぱい積み重ねていくために」

加蓮「うん……。そうだったね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
28Res/26.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice