武内P「神崎さんが反抗期になってしまいました……」
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2: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2020/12/20(日) 06:42:42.77 ID:HjGwYR9T0
美波「……」

武内P「新田さん?」


<Prrrrrrrrrrr


美波「あ、もしもしアーニャちゃん。うん、さっきの件だけど何の問題も無かったから大丈夫だよ。二人とも相変わらず仲良しだから」

武内P「新田さん!? 何を言っているのですか新田さん!? 私と神崎さんの件で話をしているのでしたら大問題ですよ!?」

美波「ちょっとプロデューサーさんは勘違いしているけど……アハハ、確かにいつも勘違いしているよね。皆に好かれているのに。うん、それじゃあ撮影がんばってね」ピッ

美波「それじゃあプロデューサーさん。二人の邪魔をしたくないので、私は帰りますね」

武内P「待ってください新田さん! 貴方だけが頼りなんです!」

美波「……ッ!?」

武内P「……新田さん?」

美波(私だけが頼り……!? でもプロデューサーさんには蘭子ちゃんとアーニャちゃんがいるのに。でも私が頼りって……私がいないとダメだって。これはつまり――ッ!!)





人付き合いはヘタだが、真面目で正直な男で、この世のあらゆる残酷さから家族を守ろうとする夫:プロデューサーさん

雪原に舞い降りた純粋無垢な美しい長女:アーニャちゃん

自分のことをクール堕天使だと思い込んでいるキュート天使な次女:蘭子ちゃん





美波(そして妻は――――――――――私!)

武内P「あの……新田さん?」

美波「も、もう仕方がないですねえプロデューサーさんったら! ここは美波に任せてください!」

武内P「あ、ありがとうございます」

美波「うふふ。いいんですよ、私とプロデューサーさんの仲(夫婦)なんですから」

武内P「それにしてもなぜ神崎さんは突然反抗期になってしまったのでしょうか……」

美波「心と体が不安定な年頃なので、突然反抗期(?)になるのはそこまで奇妙ではありませんけど……私は反抗期が無かったので、あまり自信をもって言えません」

武内P「新田さんもですか。実は私も反抗期が無かったので、今の神崎さんの気持ちがわからないのです」

美波(たとえ反抗期の経験があっても、イヤイヤ期と反抗期に恋心が混ざった蘭子ちゃんの複雑な心境はわからないと思います)

蘭子「むくー」

美波「あ、そういえばうちの弟は反抗期があったんですよ。小学校五年生ぐらいの頃から私と一緒にお風呂に入ってくれなくなって、外に出かける時も手をつないでくれなくなったんですよ、もう!」

武内P「それは…………………………反抗期ですね」


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