【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 10巡目
1- 20
241: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2020/12/23(水) 21:44:17.29 ID:KeUw2kbV0
それじゃあやっていきます。

――――

――



ベルフェ「は、はは、ははは、ははははははははははは!!!!!!」

炎、炎、炎、炎、炎。上空からマシンガンが如く降り注ぐ火炎の弾丸を、ベルフェは大きく口を開いて笑いながら連射をする。その弾は尽きる事無く

それに対してロズウェルは自身の身体を傷つけるそれだけを的確に刀を振るう。

ロズウェル「どうしたどうした! まさかこれだけとは言わんな『傲慢』!」

ベルフェ「いやぁ実に良い実に良い! ずっとこそこそ大人しくしてた分のストレス解消にはもってこいだ本当に――っ!」

ロズウェル「私も同意見だ――!」

ベルフェ「ああ――だが! そんなストレス解消もこれで終わりみたいだな!」

ロズウェル「っ! 一体何を――」

弾丸に紛れてベルフェが投擲したモノをロズウェルは迷わず真っ二つに斬る。それは――とても小さなカプセルだった。

ロズウェル「くっ……! この魔法は――」

ベルフェ「なはははは! いやぁ仲間ってのは大切にするもんだなぁ! それじゃあグッバイ! またいつか遊びにくるぜせーんせい!」

真っ二つのカプセルから解放されるように魔力を帯びた煙幕が広がり、それと同時に謎の空間の歪みが発生する。

そして、ベルフェはその歪みに呑まれて――消えてしまった。

ロズウェル「…………チッ」

斬撃をいくつか飛ばしたがそれも悪魔の身体には届かず。刀をブンと振って煙幕を散らすとロズウェルは腰に刀を戻した。

ロズウェル「……久しぶりに全力を出して戦えると思ったが。あの程度の煙幕に釣られるとは、私もまだまだ実力が不足している、な」

首をパキパキと鳴らし。校舎の向こう側――校門の方に目を向ける。

ロズウェル「…………」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/338.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice