北条加蓮「藍子と」高森藍子「あしあとを追いかけたカフェで」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/13(日) 20:13:44.49 ID:KWvWXGk50
藍子「今年も、クリスマスがやってきますよね。私……今も寂しい思いをしているかもしれない、あなたが大切に想う子たちへ、また夢を見せてあげたいんです」

藍子「私は……加蓮ちゃんのように、世界の隅々までお届けするには難しいかもしれないから」

藍子「アイドルの私――アイドルとしての私っ、高森藍子の作る、優しくて、穏やかな気持ちになれる世界への、招待状ですっ」

藍子「えっと……。と言っても、まだ詳しいことはぜんぜん決めていません。前にお話した、カフェみたいな空間ができたらなって思っています」

藍子「あなたとずっと過ごしてきた、あたたかな場所を……。あなたも、そして私も、いっぱい優しい気持ちになれて、楽しい時間を過ごしたような場所を作ってあげて……少しだけでも、笑顔になってほしいんですっ」

藍子「……、」

藍子「……加蓮ちゃんは……みなさんに2度も、幸せをたくさん贈ってあげていました」

藍子「ううん。いつもの加蓮ちゃんを見るだけでも、笑顔になれているかも……」

藍子「もう元気いっぱいになれて、私が何もしなくてもいいくらいに、じゅうぶんに幸せだっていうのなら……その招待状は、そっと捨ててしまってください」

藍子「でも……もしもまだ私に、私と加蓮ちゃんにできることがあるなら――」

藍子「いつか加蓮ちゃんが悩み、歩いた道を、今度は……私にも、歩かせてください。こんなに優しい世界があるんだよって、教えてあげたいから……!」


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