63:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 21:44:20.69 ID:DUIz2U340
あなたは盗賊の先導に従い右の通路へと走った
緊張と急な運動により心音がやけに耳に響いた
後ろから看守と女性らしき声が言い合っているのが聞こえたが、聞こえなかったことにしてあなたは黙って足を動かした
64:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 21:49:52.46 ID:DUIz2U340
あなたと盗賊は走ってる最中目についた小部屋に一目散に飛び込んだ
幸い無人の部屋のようであなたはホッと胸を撫で下ろした
65:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:02:44.00 ID:DUIz2U340
あなた達の潜んでいる部屋の傍にコツコツと足音が近づいてくる
それに伴い、何やら男女の言い争う声があなたの耳にも聞こえてきた
66:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:09:51.30 ID:DUIz2U340
あなたはもう少し話を聞こうと、扉に耳を近づけようと動こうとした
が、その肩を盗賊に掴まれた
盗賊は小声で話しかけてくる
67:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:10:39.84 ID:DUIz2U340
盗賊「そりゃ良かった。女の声だからってすぐに情に絆されたりするような奴じゃなくて安心したよ」
盗賊「どの道、今回俺に判断を任したのはアンタだからな。今の間だけは不服でも俺の指示に従ってもらうぜ」
盗賊「奴らの気配が完全に無くなるまで身を伏せて待機だ」
68:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:11:39.94 ID:DUIz2U340
※盗賊に判断を任せたため安価は発生しませんでした
69:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:20:11.28 ID:DUIz2U340
盗賊「……そろそろ大丈夫そうだな」
身を伏せてしばらくして、盗賊はそう言って立ち上がった
70:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 22:28:30.21 ID:DUIz2U340
盗賊「資料室か何かか? うまく調べればこの施設が何をしようとしてる所なのか探れそうだが」
あなたは手元にある本を一冊手に取ってみた
71:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 22:29:43.88 ID:gh5qmkk4o
脱出優先に
72:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 22:43:27.64 ID:aW5nJl9K0
脱出しよう
73:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 23:33:37.52 ID:DUIz2U340
あなたは盗賊に異論は無かった
兎にも角にも脱出を優先するべきだと思っていたからだ
あなたは賢い。好奇心は猫を[ピーーー]ということを知っている
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