47:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 00:01:58.88 ID:SxMCqHFPo
ポキっ
48:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:03:02.71 ID:S47OHhilO
ベキッ
49:名無しNIPPER[sage]
2020/12/06(日) 00:04:10.32 ID:gh5qmkk4o
おっけおっけ
50:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:07:17.22 ID:DUIz2U340
ベキッ
盗賊「あっ」
51:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:13:53.55 ID:DUIz2U340
盗賊「ふぅ……大口叩いた手前、大恥かくとこだったぜ」
盗賊「しかし、これでこの針金も使い物にならねえな。……本当は他の牢の奴らも何人か連れて逃げられりゃと思ったんだが」
52:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:26:20.75 ID:DUIz2U340
盗賊「とにかく、牢を出られたんだ。他の牢の連中には気の毒だが大人しく待ってて貰うとしようぜ。俺らが出た後に王国の警備隊にでも通報すれば何とかなるだろ」
あなたには盗賊の案に特に瑕疵が無いように思えた
53:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:35:04.35 ID:DUIz2U340
あなたと盗賊は、看守室の前を気付かれないように抜き足差し足で通過した
そこを過ぎると、あとは階段があるだけだった
あなたは一刻も早く看守室から遠ざかりたいと思っていた
54:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:44:29.31 ID:DUIz2U340
盗賊「……どうにか抜けられたな」
階段を上がり切ったあなたと盗賊の前には、真っ白な廊下が広がっていた
55:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 01:08:24.68 ID:DUIz2U340
盗賊「俺が連れてかれたのは右側の通路だったな。ちょっと行った先にある実験室とやらに放り込まれて、後のことはほとんど覚えてねえ」
盗賊「左側の通路はわからねえな……行ったことねえし」
盗賊「どうしたもんかね。この廊下にも窓なんか付いちゃいねえから、どの方向が外に向かってるかもわからないからな」
56:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 01:13:55.86 ID:DUIz2U340
盗賊「……しっ! 誰か来るぞ……」
盗賊が口元に指を当ててあなたへ注意を促した
57:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 01:18:05.81 ID:DUIz2U340
盗賊「看守か……? 休憩で上に上がろうとしてるのか、それとも誰か囚人を実験室に連れてくのか……」
あなたは、足音から急いだような雰囲気は感じられないのであなたたちの脱走がバレたという訳では無さそうだと思った
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