54:名無しNIPPER
2020/12/06(日) 00:44:29.31 ID:DUIz2U340
盗賊「……どうにか抜けられたな」
階段を上がり切ったあなたと盗賊の前には、真っ白な廊下が広がっていた
あなたたちの閉じ込められていた牢屋と比べ、どこか清潔感すら感じられるようだった
廊下は、右手側と左手側に続いているようだった
盗賊「……俺も検査やら実験やらでここを通ったことはあるんだがな。連れてかれた実験室までの道しかわからねえ。アンタはどうだ?」
あなたにとっても、盗賊と同じ程度の経験しかなかった
と言っても、あなたは自分の検査に連れて行かれた部屋すらも覚えていないかも知れなかった
あの時のあなたに、そこまで精神的な余裕は無かったからだ
92Res/32.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20