12: ◆r5XXOuQGNQ[sage saga]
2020/12/03(木) 09:39:04.70 ID:oPJxEUlo0
晴「あはは……それ!」
ほたる「え……」
ほたる(完全に騙せたと思って油断していた僕は、突然の晴ちゃんの行動に全く対応できませんでした)
晴「あ……」
ほたる(なんと晴ちゃんは僕の方に手を伸ばし、股間のそれを掴んできたのです)
晴「お、おい……これって……」
ほたる「あっ……こ、これはその……」
晴「うわあああああああ!!!」
ほたる「ぐほっ!?」
ほたる(大声を上げた晴ちゃんの蹴りは僕の股間を捉え、晴ちゃんは事務所を飛び出してしまいました)
ほたる(僕は追いかけたいのですが、身体がえぐられたような痛みで立つことさえままならず、声を上げることもできませんでした)
泰葉「おはようございます。ねえねえほたるちゃん、さっき晴ちゃんがすごい形相で走ってえええええ!?!?」
茄子「ほたるちゃん!? 大丈夫ですか!?!?」
ほたる(床に蹲って悶えていると事務所にやってきた泰葉ちゃんと茄子さんが僕のことを見て驚いた声をあげます)
ほたる「あっ……あぅあ……」パクパク
泰葉「ほたるくん落ち着いて! ゆっくり深呼吸してね!」
茄子「喋れますか? どこか痛いんですか?」
ほたる(心配そうに声をかけてくれたり、背中を揺すってくれたりした2人のおかげで、少し話せるようになりました)
ほたる「た、たまが……」
泰葉「え、ほたるくんのサッカーボールが?」
ほたる「は、晴、ちゃん……」
茄子「え、晴ちゃんに男だってバレちゃったんですか!?」
ほたる「あぅ……」コクコク
ほたる(理解の早いお二人のおかげで円滑に状況を説明することが出来ました)
ほたる(二人に介抱されたのちに晴ちゃんを探しましたが、結局晴ちゃんはその日のレッスンを休み、会って話をすることはできませんでした)
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