11: ◆r5XXOuQGNQ[sage saga]
2020/12/03(木) 09:33:48.70 ID:oPJxEUlo0
ほたる「えっ、晴ちゃん……?」
晴「よ、よぉ……」
ほたる「な、なんで? もしかして今の聞いて……」
ほたる(まさか晴ちゃんがいるなんて思ってもいなく、突然のピンチに僕の頭は上手くまわりません)
晴「えっと……ほたるってあんな大声出すんだな、びっくりした」
ほたる「う、うん……」
晴「電話の相手ってプロデューサーだよな? どんなこと話してたんだ?」
ほたる「えっと、その……仕事の話でちょっと気が進まないやつだったから……」
晴「あー、わかる。あいつオレにもカワイイ系の仕事ばっか持ってくるし……」
ほたる「あははー困っちゃうよね……」
晴「そ、そうだな……はは……」
ほたる「……」
晴「……」
ほたる(僕と晴ちゃんの間に流れる沈黙。明らかにまずい状況です。僕はようやく回り始めた頭を使って打開策を考えます)
晴「それでその……さっき電話で、ほたるが男だって……」
ほたる「で、ででーん!」
晴「うわっ、なんだよ急に!」
ほたる「じ、実はドッキリなんです!」
晴「ど、どっきり?」
ほたる(考えた結果思いついたのは、これまでのことをドッキリにするということでした)
ほたる「そ、そう! 晴ちゃんがソファに隠れてるのが見えてね。逆に驚かせようと思って……」
晴「……」
ほたる「どうかな……?」
晴「なんだ、そういうことか!」
ほたる「ほっ」
晴「そうだよな! ほたるが男ってそんなことないよな」
ほたる「そ、そうですよーあはははは!」
晴「あはははは!」
ほたる(笑い合う晴ちゃんと僕。なんとか誤魔化せたみたいです。晴ちゃんが単純、純粋な子で良かった……)
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