39:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/01(火) 23:21:15.24 ID:6NLLeJ5C0
ちとせは紅く目を細める。千夜は舌を巻いた――また変な遊びを。
大筋ではあるが、仕草だの二言三言からこうまで見透かされては敵わない。脱帽です、とお辞儀した。
「おっしゃる通りです」
「ね、千夜ちゃんのことなら何でもお見通しなんだから」
「ほんとですね」
「ほんとでしょ。うん、今から行けばいいんじゃない?」
「そういうわけには」
「私なら大丈夫だよ。暗くなっちゃう前に…… そうか」
234Res/183.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20