128:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/02(水) 01:33:57.20 ID:tRJaplXx0
だけれど、彼は千夜の告白を強いはしなかった。顔だけを見て、「そっか」と言った。
「もしどうしても嫌だったら、ひとつも千夜の為にならないと思うなら、今回の仕事はよしにしよう。簡単な話だとは言わないけど――千夜が居なくても問題ないとは言えないし、だけど――カバーしてみせるよ。背中は任せて、千夜は楽しめ」
彼はとん、と自分の胸を叩いて見せたけれど、
「ずいぶん、頼りないな」
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