90: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/02(水) 23:07:45.21 ID:3s/Nuvxj0
かすみ「もう一度聞きますよ、ランジュ……この嘘を受け止めても、先輩を止めたい?」
ランジュ「なにがあっても」
かすみ「うわ、即答した……『うち、スクールアイドルプロデューサーの、鹿角ん子と申しますー。よろしゅうな』」
愛「え!? かすかすがなんでその事知ってるの!?」
果林「あの時観客席にいたとか…?」
ランジュ「え、待って。ちょ、ちょっと待って」
ランジュ「あれは他校向けのライブよね? だって、あんなにたくさん観客…」
かすみ「いやぁ…だって。客集めとか任せてって先輩が言ったんですよね?」
ランジュ「そういえばファンクラブがチケットの手配とかするって…」
演劇部部長「つまり、全員サクラという訳だよ。で、あそこで名演技を披露したのが二人」
果林「えっ!? もしかしてあのスクールアイドルPはかすみだったの!?」
ランジュ「……って事は、SSSユアパーソン・虹ヶ咲って」
かすみ「あれ、先輩の変装です」
ランジュ「だから妙に腑に落ちたのね…でも」
ランジュ「あの時、最後の言葉があるから、今の私はいる。その事を、彼女に伝えないと」
かすみ「あの長セリフ考えたの先輩らしいですし…」
かすみ「しかし、しお子もしず子も本当に気づいてなかったとは…」
しずく「……あの、かすみさん。何の話を…」
栞子「申し訳ありません、正直そういう事…ありましたっけ?」
かすみ「……たぶん、二人とも別の意味でいっぱいいっぱいだったから認識できなかったんだね、きっと」
果林「と、いうことはエマの古い知り合いだというエリア51で英才教育受けた謎言語喋るスクールアイドルは実在しないのね…」
かすみ「そりゃそうですよ、グロンギ語とツベ語とクリンゴン語しか日常会話できないスクールアイドルとかどうやって授業受けるんですか」
エマ「く、クリンゴン語…」クスクス
エマ「スタートレックに出てくる架空言語だっけ…パパが好きでよく見てたんだけど」
かすみ「ああ、そういう元ネタがあるんですね。先輩はグロンギ語で喋ってました」
せつ菜「それは見てみたいですね、グロンギ語」
栞子「なんの言語なんです?」
せつ菜「『また生きて帰れたら答えを教えてやる!』あだぁっ!?」
璃奈「せつ菜さん、からかわない」璃奈ちゃんボード縦
歩夢「そういえばあの子、仮面ライダーも好きだったから…」
演劇部部長「また戻ってきたら、その時の映像を渡すよ。それを見て爆笑すればいいさ」アハハハ
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