102: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/12/06(日) 16:44:58.83 ID:SFVSklzr0
あなた「私の何がわかる」
歩夢「あなたの事だから、わかるよ」
歩夢「その為にキラークイーンで、同好会の皆を…いや、虹ヶ咲学園を救済しなきゃって思った。だけど、それはうまくいかない」
かすみ「………先輩。かすみんは、知っていました」
かすみ「うまくいくはずないって、あの日空き教室で何をすればいいですかって聞いた時から」
かすみ「あの時の先輩は…」
かすみ「天使のような悪魔の顔をしていました」
あなた「私の…」
あなた「私の世界は粉々だ…!」
璃奈「ううん、一度砕かれても、またカケラを繋いでいる」
エマ「あなた自身が、また紡いだ。だけど、その紡いだカケラを今度は自分で壊そうとしてる!」
エマ「お願い、目を覚まして! あなたはそんな事をしていい人じゃない!」
あなた「五月蠅い…五月蠅い五月蠅い五月蠅い五月蠅い! 私の何がわかる!」
あなた「私には! 部活動を全部好き放題できる魔法みたいな権力も! 一流の施設とインストラクターを雇える金も! ましてやダンスを教える切れ切れの才能も! 作曲の才能だって本物の一流にはまったくない! それをぜーんぶぜーんぶ持ち合わせた存在がある日突然現れて! 大切な大切な大切な仲間を取られて滅茶苦茶にされて引っ掻き回されて今までやってきたことも突然できないようにされて! それでみんなが苦しんでるのを! 黙って見ていられるような人じゃない! もうやるなそうですか、一抜けた後は頑張ってね―――――――そんな事を私が皆に言うような人間だと思ってたのかよ!!! ここまでされて黙って引き下がって、そしたらあなたの力で改心しました一緒に頑張ろう、冗談じゃない反吐が出た!」
あなた「…うげえええええええええええええ!!!!」びちゃびちゃ
あなた「頼ってほしかった、声を上げて欲しかった、怒りたかった、泣きたかった」
あなた「理解したかった、自分も上を目指したかった」
あなた「罰だった因果だった或いは…運命だ!!!」
あなた「ここより上に行く為の運命だ! それが立ちふさがる障害だとしても、私は切り開いてきたんだ! どんな時も! どんなものであっても! だから今回だって、跳ね返してやる! その全てをこの虹が架かる空から叩き落してきたんだ!」
歩夢「だから計画を立てた! だけどもうそれはダメ。にこさんも、善子ちゃんも…μ’sもAqoursの人も、協力者であるランジュファンクラブの人たちも、皆知ってる。その願いはかなわないって」
歩夢「あなたがもうやめるって言えば止まるの。だって、それをする必要はないんだよ…?」
あなた「止められるか…止められない…! しずくちゃんや、栞子ちゃんにごめんなさいする為にも」
あなた「ああ、そうだ! 最後の爆弾はまだまだあるぞ」にっ
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