36: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/11/29(日) 18:25:56.19 ID:F2WpVU4e0
かりん「はぁ・・・」
ももこ「どうしたんだよかりんちゃん。落ち込んじゃって」
かりん「あのね・・・。わたしが描いたこの宝探しのマンガ・・・」
かりん「みんなが面白いって言ってたのは、わたしの魔法のせいで、内容が面白かったわけじゃなかったの・・・」
うい「あっ・・・」
かりん「わたし、マンガを描くのが上手になったって勘違いしちゃってたの・・・あはは・・・ばかなの・・・」ショボン...
うい「そんなことないよ! わたしはそのマンガが未完成の頃から面白いって思ってたよ!」
かりん「うん、ありがとなの・・・・・」ショボン....
うい「かりんさん・・・」
やちよ「っ・・・。みたまっ! 早くこのマンガからも魔力を取り除いて!」
みたま「えっ? でもぉ」
やちよ「早くしなさい!」
みたま「わかったわかったわよぉ・・・。も〜、なんで今日はこんなにタダ働きしないといけないのよぉ・・・」チョイ
みたま「はい、できたわよ」
やちよ「御園さん、改めてこのマンガを読ませてもらわうね!」
かりん「う、うん・・・」
やちよ「ありがとう・・・・うん! 面白いわやっぱり! ほらっ、あなたたちもまた読んで早く!」
十七夜「そ、そうか! 分かった!」
みふゆ「ワタシも!」
郁美「私もっ!」
十七夜「うむっ! 何度読んでも実に面白いマンガだ!」
みふゆ「そうですね!」
郁美「うんうん!」
やちよ「ほら、みんな面白いって言ってるわよ! 御園さん自信持って!」
かりん「みんな・・・。ありがとうなの、気を遣ってくれて」
十七夜「い、いや、気など遣っていない・・・」
かりん「わたし、やっぱりまだまだ練習不足で勉強不足なの・・・。わたしの絵がアリナ先輩に褒められたことも、まだないし・・・・」
かりん「でも、もっと頑張って、いつか本当にみんなに面白いって思わせるから・・・待っててほしいな・・・」ヘニョ... (苦笑い
十七夜「むう・・・。我々が何を言っても響かんか・・・」
みふゆ「かりんさん・・・」
郁美「かりんちゃんにそんな辛そうな笑顔させたくないのにぃ・・・」
アリナ「ハァ・・・。貸して」パシッ
やちよ「あっ、ちょっと・・・」
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