ボクっ子「....なにか、用?」
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6:名無しNIPPER
2020/11/24(火) 14:36:40.95 ID:it/aFFqNO
女「くあー。」


女「…うわ。なんでいるのさ…」


女「嫌そうにするなって言われても…いや、嫌ではないんだけどさ…。ってか、いつもここからバス乗ってるの…?」


女「そーなんだ。全然気づかなかったよ…。」


女「てことは…毎朝鉢合わせる可能性があるってことだよね…。うう…ボクの静かな朝がぁ…」


女「わっ、ごめんってば!ホンキで嫌なわけないじゃん!?ボクそーゆの得意じゃなくて!ね…?」


女「え、もともと気にしてないって?…それなら最初にそういってよ…びっくりするじゃん…」


女「…あ、バスきた。乗る準備しないと」
――――――――――――――――――――――――――――――

女「…んで、部活にもしっかり居ると。…まあ、毎日来いっていったのはボクなんだけどね…」


女「そーいやキミが入ってからちょうど3ヶ月くらい?どう?ちょっとくらいは上手くなった…?」


女「なんか弾ける曲あるの…?…曲は弾けないけどフレーズだけなら弾けるんだ。聴きたい聴きたい!」


女「そんな恥ずかしがらなくても…。てか、ボクも試奏のときに弾いてみせたじゃん!お互い様ってことでさ。いーでしょ?はやく弾いてよ!」

〜♪

女「…」


女「…へ、へー。なんだよ。ふつーに上手じゃん。…正直予想以上かも、なんて…」


女「う、チョーシのんな!まだボクの方が上手いんだからな…!」


女「…まあでも、その様子なら文化祭には間に合いそうだねー。あ、もちろんキミも出るんだよ?」


女「ライブにはたくさん出た方がいいよー。モチベあがるし、緊張にも慣れるし…って、聞いてんの?」


女「ギターのこと考えてた…?…ほんと変なやつだねキミは」


女「そこまでのめり込んでるならいっか。楽しそうで良かったよ。すぐ辞めちゃわないかと思ってたんだけど」


女「ばか!心配してたんじゃないよ!部員がへったらやりづらいだけだもん…寂しいとかじゃないってば…」


女「あーもーうるさいうるさい!なにもきこえませーん。はいっ、雑談おわり!練習にもどる!」


女「…なんかいっつもアイツのペースにのせられてる気がする…。」


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