4:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:05:32.65 ID:lZV+uyxB0
帰り道
美波(そ、そんなわけないわよね……弟君がそんな高校生で彼女作るような不埒な子なわけないし……百歩譲って彼女を作るんだとしても、絶対最初に私に相談するはず)スタスタ
5:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:06:04.86 ID:lZV+uyxB0
美波「だ、誰あの子!」
弟「誰って、同じ部活の子だよ……」
美波「付き合ってるの!?」
6:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:06:30.91 ID:lZV+uyxB0
美波「……みたいなことになってるんですよ!どうしたらいいと思いますか?」
P『どうもこうも……見守ってあげれば?』
美波「でも、高校生同士で付き合うなんて……」
7:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:06:57.88 ID:lZV+uyxB0
事務所
P「ひゃあ〜美波のブラコンには困ったもんだよ本当。弟君がちょっと不憫だな」
8:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:08:03.50 ID:lZV+uyxB0
気付くと私は映画館に居た。客席には他に誰も居ない、私だけがその空間と一枚の光を一人占めにしていた。不思議と居心地は良かった。柔らかなシートは私の背中をしっかりとうずめ、上映が終わるまで私はここに座っていてよいのだという気分にさせた。同時に、上映が終わればここを立ち去らなくてはいけないことを、私は理解していた。
スクリーンはゆっくりと、それでいて目まぐるしく映すものを変える。その映画は不思議な物で、私がそれをよく見たいと思うほどゆっくりになり、そうでなければ一瞬で過ぎていった。
そしていつかの記憶が映し出された。
「今日友達に、『あの新田美波の弟なんて、お前は前世で国の一つや二つ救ってたんだろうな』って言われたよ」
いつか弟との会話の中で聞いた言葉だ。私の弟になるくらいで国を救わなければならないのならあなた達の姉になれた前世の私は、きっと地球を救っていたんだと思う。
9:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:08:37.36 ID:lZV+uyxB0
美波「……」カクンッ
アーニャ「ミナミィーッッ!!」ドサッ
10:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:09:06.60 ID:lZV+uyxB0
以上になります。
美波は他のアイドルよりしっとりしてるから弟愛もしっとりしてそう。流石にここまで重くはないだろうけど世間一般のそれよりは確実に思いはず。
最後の地の文は 奏「Pさん、アンタの作る世界にゃあ糞映画はあるかい?」 からパクりました。チェン奏マン好き。
11:名無しNIPPER[saga]
2020/11/21(土) 17:09:32.46 ID:lZV+uyxB0
以上になります。
美波は他のアイドルよりしっとりしてるから弟愛もしっとりしてそう。流石にここまで重くはないだろうけど世間一般のそれよりは確実に思いはず。
最後の地の文は 奏「Pさん、アンタの作る世界にゃあ糞映画はあるかい?」 からパクりました。チェン奏マン好き。
12:名無しNIPPER[sage]
2020/11/21(土) 17:20:45.38 ID:26vMIJcV0
おつ
あの容姿で弟君呼びはどう見てもエロゲヒロインです本当にありがとうございます
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