65:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:52:39.80 ID:F8D/mY4l0
顔を見られないように。
うつむいて、彼の胸に、おでこを当てる。
「お、おい」
「……ありがと。プロデューサーくん。うれしい。
でも、本番前に言ったの、ゆるさないから」
「ちょっとは自信、ついたか?」
「……バカ」
おでこ、グリグリ。
胸に擦り付ける。
ちょっとでも、しかえし。
彼のスーツからする、ほのかな香り。
彼のタバコの香り。
彼の香り。
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