56:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:43:13.36 ID:F8D/mY4l0
私は改めて、彼と向き合う。
「……ねぇ。プロデューサーくん。私からもお願い。
こんなことがあったけど。
改めてセンター公演、私にやらせてほしいの。
あんなことの後で、信用なんかないかもしれないけど。
それでも、信じてほしいの。
今なら、私、やりきれる気がするから!」
お互いの目線が、正面から重なって。
一瞬の静寂のあと。
ふっと口元を緩めて、彼は話す。
「お願いも何も、はじめから莉緒以外のセンターなんか、考えてないよ」
「っ!じゃあ、いいのね?」
「ああ。今更逃げようったって、そうは行かないからな!」
彼も真面目な顔を崩して、そう応えてくれる。
……ありがとう。
私はそうボソッと呟いて。
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