53:伊丹 [sage]
2020/11/21(土) 01:40:31.06 ID:F8D/mY4l0
「確かに、そうだ。
でも、話も聞かずに、頭から否定するなんて、プロデューサーとして失格だった。本当に、すまなかった」
「プロデューサー、くん……」
そして、頭を上げて、続ける。
「よかったら、もう一度話をさせてくれないか?今度は、ちゃんと受け止めるから」
そうまっすぐ私を見つめる。
彼が、ここまで私に向き合ってくれている。
次は、私の番だ。
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