勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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98:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/29(月) 18:19:35.67 ID:NwyvBHUw0
女海賊「ハーピーあれっ切り来ないんだけどさぁ…どうなっちゃってんの?」

商人「もしかしたら向こうはもう手詰まりかもね」

女海賊「もう来ない感じ?」

商人「ここに来る途中で8匹のハーピー追い返したよね?あれは歴史の塗り替えの悪あがきじゃないかな」

魔女「そうじゃな…やはり主は賢いのぅ」

商人「ミノタウロスとハーピーに追い立てられて貴族は全滅するんだよ…それを変える為にこっちにハーピーを飛ばす余裕もない」

女海賊「なんか良く分かんないなぁ」

商人「塗り替えが出来ないぐらい勢力が弱まってるのさ」

魔女「ミノタウロスとハーピーが一気に来る様ではよほどの戦力が無いと対処出来ぬ」

商人「そうだね…まさか一気に来るとは思って無いし塗り替えも時すでに遅し」

魔女「攻めに転じる所なんじゃがのぅ…」

商人「貴族院の指導者が居なくなったと仮定すると黒の同胞団の動きは鈍化するね」

盗賊「まぁ落ち着いて情報集めて置いた方が良いんじゃ無ぇか?こっちも今バラバラなんだし」

商人「そうだね…まずアサシン達と合流だね」



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情報屋「ねぇ海側の空に気球が飛んでるわ」

盗賊「んん?4つだな…割とでかい気球だぞ?」

魔女「アサシンらが帰って来たかもしれん」

商人「丁度良かったね…これからの事を決めたかった」

盗賊「折角祭りの最中だってのによ…もう城へとんぼ返りか?」

魔女「主らはここに居っても良いぞ?わらわが先に帰って話しておくで」

盗賊「しかし…気球4つで守備固めててもハーピー来たら危なく無ぇか?」

女海賊「ちょいどいて!!私が望遠鏡で見張っとく」

魔女「ちとアサシンの目を覗いてみる…千里眼!」

盗賊「どうよ?」

魔女「何も起きて居らんな…心配しすぎじゃ」

女海賊「なんか明後日の方向を指さしてんね?何やってんだろ?」

魔女「ふむ…離れの島を見て居る…何じゃろうのぅ」

盗賊「どうやら真っ直ぐこっちに向かってる感じじゃ無ぇな…」

情報屋「近隣の村の状況を見て居るのかも知れないわね」

女海賊「私望遠鏡で見張っとくから魔女は戻っても良いよ」

魔女「そうじゃな…戻って待つとする」ノソリ



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