勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
1- 20
913:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 09:02:31.84 ID:KbfSVIxh0
『深夜』


バタバタ ドタドタ


情報屋「どう?居ない?」ハァハァ

ローグ「外にも居ないっす…キャンプは全部確認したでやんす」フゥフゥ

情報屋「遺跡の何処を探しても居ない…他に心当たりは無いの?」

ローグ「ウルフ狩りが編成されてるのを未来君に教えたでやんす…もしかしたら子ウルフを探しに行ってるかもっす」

情報屋「一人で森へ行ったと言うの?しかも徒歩で…」

ローグ「いやいやいやエルフの森じゃなくて精霊樹の森っすよ」

情報屋「ここから結構距離があるじゃない…しかも雪が降ってる」

ローグ「あわわ…マズい事教えちまった様ですわ」

情報屋「足跡辿るのもこの雪じゃもう無理ね…ソリはもう無いの?」

ローグ「ウルフ討伐隊が乗って行ってるっす…シカも一頭も居ないっす」

情報屋「歩いて探しに行くわ…ローグも来て」

ローグ「分かりやした…10分で準備するっす」



『10分後』


シンシン サラサラ


ローグ「遅くなりやした…防寒は完璧っす」

情報屋「じゃぁ行きましょう」サクサク

ローグ「情報屋さん…あっし未来君と少し話したんすがね?未来から来たのは多分本当っすね」

情報屋「…」サクサク

ローグ「未来君は何かを変える為に一人で戦ってるんす」

情報屋「あの子…もう帰らないつもりで出て行った様よ」

ローグ「どういう事っすか?」

情報屋「あの子の荷物が全部無いのと…どんぐりを沢山袋に詰めて居たの」

ローグ「マジっすか…」

情報屋「…もっと話を聞いてあげれば良かった…」ググ

ローグ「未来君は歴史の先回りをしようとしてるっす…行き先は多分ドリアード遺跡」

情報屋「一人じゃ危険過ぎるわ…私達が生還出来たのもエルフの助けがあったお陰なのよ」

ローグ「あっしは行った事無いんすがそんなに危険なんすか?」

情報屋「小さな子供一人がやすやすと冒険できる場所では決して無いの」

ローグ「早まらなきゃ良いんすが…」

情報屋「急ぎましょ…」サクサク


-----------------

-----------------

-----------------


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice