9:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/18(水) 00:09:46.88 ID:JWnAWCKm0
ドゥルルルン♪
吟遊詩人「我らは求め歌う♪救世の英雄を〜♪メデューサに挑む猛き勇者を〜♪」
女海賊「剣士?あんたさぁ…さっきマザーエルフって言ったじゃん?」
剣士「うん…」
女海賊「もしかして記憶戻ってる?」
剣士「うん…」
女海賊「いつから?何で言ってくんないのさ」
剣士「君はもう分かってると思ってたよ」
女海賊「あ…そっか…だから愛してくれたんだ」
剣士「体を重ねると分かるよね…魂が繋がる」
女海賊「私鈍感だからさ…ちゃんと言われないと自信無いんだよね」
剣士「信頼してるよ…君とはずっと一緒だよ」
女海賊「ムフ…なんで急にそんな事言うの?」
剣士「僕の目を見て?」
女海賊「んん?青い目」
剣士「君も目が青い」
女海賊「だから何?」
剣士「この意味わかる?」
女海賊「何よ…ちゃんと言ってよ」
剣士「運命が一緒なんだよ…何処に行っても一緒」
女海賊「ムフフもっと言って」
剣士「勇者としての運命が一緒…どこにでも2人で行く」
女海賊「ムフフフフフ」
剣士「分かった?」
女海賊「そう言われると何も怖くないね」
剣士「僕はね…自分が何者なのかやっと分かったよ」
女海賊「勇者?」
剣士「そう…僕たち二人は勇者なんだ…精霊が最後に導いた勇者」
女海賊「最後に…」
---思い出した---
---シン・リーン古代遺跡の壁画---
---上から順に連なって読めるけど---
---下から逆にも読み取れる---
---最後の勇者はすべてを救う---
---それを今からやるんだ---
-----------------
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20