10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/18(水) 00:10:17.03 ID:JWnAWCKm0
盗賊「お前等いつまで見つめ合ってんだ?気持ち悪りぃな…おら剣士!お前も飲め!!」
女海賊「うっさいな爺ぃ!!折角の良い気分が台無しじゃん!!」
魔女「これこれ邪魔をしてはイカンぞ盗賊…」
情報屋「盗賊は相手してもらえる人が居なくて暇なのよ…」
”聞こえるか…”
魔女「ん?女海賊や…貝殻から声がしておるぞ?」
女海賊「え?あぁ…荷物入れに…」アセアセ
”聞こえたら返事をするのだ”
”アサシン?”
”あぁ通じたな”
”どう?そっちの調子は?”
”セントラルの軍船が寄港して来だして状況が変わったのだ…これ以上貧民街に留まるのは無理だ”
”どうなっちゃってんの?”
セントラル城の陥落後に貴族院が王権に反発をしていてな
貴族院による主権国家の維持を要求しているのだ
寄港してきている軍船は貴族院側に属している
数的に不利な状況になってしまったから
衝突を避ける為にセントラル国王を一時的にフィン・イッシュへ亡命させざるを得ない状況なのだ
”一旦フィン・イッシュに戻るって事?”
”そうだ…王権派を一部貧民街に残して大多数はフィン・イッシュに戻る”
”おけおけ状況分かったよ”
”事態はそれだけでは無いのだ”
貴族院にはフィン・イッシュが王権復興を扇動している様に見えていてな
既に武力衝突が起きて居るのだ
シャ・バクダのオアシス領がセントラルに占領された
特殊生物兵器部隊が率いる魔物達によってな
魔女「キマイラを動員して居るのか…」
”フィン・イッシュは軍をほとんど持って居ない…王都に進軍されれば直ぐに陥落する”
”私らに応援に来てほしいって事ね”
”そうだ…急で済まないが王都が危ない”
”おっけ!キマイラ相手なら任せて”
”頼む…又連絡する”
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