勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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894:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:44:41.86 ID:KbfSVIxh0
魔女「その術は何処で覚えたのじゃ?剣士に教わったんか?」

子供「もっと上手に使える筈なんだ」

魔女「幻術の印と訳書をこのメモ書きに記してみよ」パサ

子供「そんなの簡単さ…えーとアレ?文字を思い出せない」

魔女「ふむ…そういう事じゃ…主は未来から来たのでは無い様じゃのう」

子供「…どうして…記憶はハッキリしている」

魔女「主の次元はここに在る…恐らく冒険の書に記された別の次元を見たのじゃろう」

子供「夢だと言ってる?」

魔女「早い話がそうじゃ…じゃがな?蟲使いの素質は認める…良い幻術使いになろうて」

子供「ちょっと待って!僕は元の次元で過ちを正したい」

魔女「こう言えば分かるかの?10年経てば元にも戻るやも知れんな」

子供「そんな…」

魔女「それから言うて置く…その記憶は時が経てば直に無うなる筈じゃ…大事な事は今の内に何かに記せ」

子供「くっ!!僕は僕の次元を守る」

魔女「主は一人じゃぞ?わらわ達皆の次元に調和されるのは時間の問題じゃ」

子供「もう良い!!魔女とは話さない」プン

魔女「精々寝ん事じゃな…それから次元の成り立ちを理解したのは評価してやる」

子供「!!?」


---魔女は僕が未来から来たことを否定していない---

---変えようの無い理に従えと言って居るんだ---



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