893:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:43:37.97 ID:KbfSVIxh0
『1時間後』
情報屋「ふむふむ…それで次元の狭間という所に幽閉されたという事ね」メモメモ
子供「僕は確信した事がある…この世界は記憶で構成されている…それが多分夢幻なんだ」
情報屋「それは魔女とお話した方が良さそうね」
子供「話したら頭が整理出来たよ」
情報屋「信じられない話ばかりだけど良く出来たお話だわ」
子供「事実だよ」
情報屋「それから未来君の口調も子供とは思えない」
子供「だから事実なんだ…信じられない?」
情報屋「何か裏付けられる事は出来る?」
子供「魔法が使える」
情報屋「それは今まででも使えていたでしょう?」
ノソノソ
魔女「これ未来…情報屋を困らせて居る訳では無いじゃろうな?」ノソノソ
情報屋「あ!!魔女…未来君は冒険の書で予言を見たと言って居るの…このメモを見て?向こう10年間で起こる事を話してくれた」
魔女「ほう?未来を見たとな?どれどれ」
子供「本当の事なんだ…僕は未来に戻って過ちを正したい」
魔女「随分細かい予言なのじゃな…」ヨミヨミ
情報屋「魔女はどう思う?」
魔女「これ未来…主は未来を見たのか?それとも未来から来たのかえ?」
子供「未来で量子転移を使った…次元の狭間に迷って声のする方に来たら僕は冒険の書を読んで居た」
魔女「10年も戻ったという訳じゃな?」
子供「多分そうなる…魔女これを見て!線虫!」ニョロ ポトン
魔女「むむ…」
子供「アレ?どうして成長しない?」
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