勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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854:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:08:28.13 ID:KbfSVIxh0
『翌日_広場』


ザワザワ

霧が晴れるまで出港出来ないってよ

そら流氷に当たったら沈没しかねんもんな

どうする?宿が無いぞ?

豪族が占領しちまってるからなぁ…船で過ごすしかあるめぇ


商人「ダメだぁ毛皮が売り切れてる…」

剣士「昨夜は寒かったみたいだね?」

商人「そりゃ一人だと寒いよ…君達は良いね2人でさ?」

剣士「いくら商人さんでも女オークは貸さないよ」

商人「ハハ取る気は無いさ」

剣士「納屋は地べたが冷たかった…今日は宿に泊れそうだよね?」

商人「ダメかもしれない…商船が出て行って無いし」

剣士「今晩も納屋になる様ならヤシの葉でも重ねて休もう」

商人「そうだね…」

剣士「ここでずっと待ってるのもなんか苦痛だね」

商人「うん…千里眼はどう?」

剣士「ずっと狭間のままさ…何か作って商売でもしようかなぁ?」

商人「どうして急に?」

剣士「僕達もう金貨1枚しか持って居ないんだよ」

商人「女オークに渡した分も合わせて?」

剣士「うん…」

商人「僕もあんまり持ち合わせが無い…何が作れる?」

剣士「魔石は沢山持ってるからそれで何か出来ないかなってさ…」

商人「ハハ…あのね魔石を売れば早いと思うんだ…」

剣士「あれ?アハハハすっかり忘れてた…そういえばそうだね」

商人「う〜ん…そういう所まで女海賊に似たか…もしかしてカバンの中に虫が入ってたりしないよね?」

剣士「入ってるよダンゴムシ!ワームも居る!見たい?」

商人「えーと…又今度で良いハハハ」


情報屋「商人?あなた未来君ね?」


商人「え!?おおおおおお!!情報屋じゃないか…びっくりだ!いつからこの島に?」


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