勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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850:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:06:32.90 ID:KbfSVIxh0
商人「なるほどそういう事だったか…最近の幽霊船の目撃は剣士を呼ぶ為だったのかも知れない」

剣士「ビッグママはずっと僕を呼ぶ為に?」

商人「セントラル沖でよく目撃される様になってるんだ…そこで待って居た可能性がある」

剣士「知らないで素通りしてた」

商人「豪族に狙われているから思う様に上陸出来ないんだろうね」

剣士「可哀そうだ…早く行ってあげないと…ローグさんはビッグママの事情を良く知ってる」

商人「敵だとすると厄介だね」



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『黄昏時_海上空』


シュゴーーーー バサバサ


商人「流氷がやっぱり西の方角に流れてる…」

剣士「なんか現在地がやっぱりズレてる様に思う…北に進んでる筈なのにまだ灯台の光が見えない」

商人「ラヴ…今の座標おしえて?」ツツツツ

機械の犬「ワン!」

商人「本当だ…また西にズレてる」

剣士「偏西風が止まってるからかな?」

商人「今ここの位置だからもっと東に進路変えないと」

剣士「なんでだろう?進路3時の方向に修正」グイ

商人「まてよ…まさか地軸が動いて北の方向が変わって無いか?」

剣士「え!?」

商人「ラヴ!何か分からないか?」

機械の犬「クゥ〜ン」

商人「そうだな情報が足りないか…」

剣士「可能性はある…地図を傾けて使った方が良いかも…」

商人「ゆっくり地軸が変わってるかもしれないんだね?」

剣士「どうやってそれを確認すれば良いだろう…」

商人「陸地が見えないと太陽の沈む方向が分からないね」

女オーク「剣士!東方向に灯台の光!」

剣士「灯台目指す」グイ バサバサ



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