勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
1- 20
834:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:53:52.87 ID:pYa2Z27w0
『東の入り江』


ザブン ザザー


魔女「…という訳じゃ…未来の先回りをするのに幽霊船がよかろうと思って居る」

アサシン「では海士島付近が一番動きやすいのだが…」

女戦士「なぜそこに?」

アサシン「船を隠す無人島が有ってな…そこが拠点なのだ」

魔女「まぁ良い…ここに居るよりは余程動き安かろう」

アサシン「それで私から質問なのだが…オークシャーマンだったか?それは西なのか東なのか?」

魔女「西も東も分からぬ…何故その様な質問をするのじゃ?」

アサシン「フィン・イッシュが武器を大量に東オークへ支援している…関連がありそうだ」

魔女「大戦が控えて居ると?」

アサシン「いや分からん…ただ武器の供給元が知れるのはフィン・イッシュが攻められる口実になる」

魔女「オークが攻めて来るとは考えにくいがのぅ」

アサシン「オークシャーマンが西側だった場合武器の供給元を断ちたい思うだろう?」

魔女「ふむ…そういえば暁の墓所に来たオークは気球で移動しとった様じゃ」

アサシン「それからアダムの件…子供が生まれない原因はアダムと見て間違い無いのか?」

魔女「調査はさせて居るが確定では無い…じゃで動き辛いのじゃ」

女戦士「未来はもう行動している」

魔女「そうじゃな…見定める前に先走るのを防ぎたいのじゃ」

アサシン「わかった…状況は大体把握した」

女戦士「ローグとはどう接触するのだ?」

アサシン「船を隠す無人島に定期的に情報を持ってくる…待つしかない」

女戦士「なぜ別働を?」

アサシン「豪族の分散を狙っている…纏まるとドワーフの国は船をすべて失うぞ?」

女戦士「それほど戦況が悪いか…」

アサシン「火薬の保有量が決定的に違う…豪族に指導者が居ないのが救いだ」

女戦士「もしや海賊王の娘が狙われて居るのは…」

アサシン「私が囮になって居たのだ…豪族を散らす為にな…その誘導の為にローグがセントラルに潜伏している」

魔女「では主は逃げ回って居るのじゃな?」

アサシン「場所を変えながらうろつくだけの簡単な仕事だ…どうという事は無い」

女戦士「フフあの馬鹿共め…」

アサシン「ここらで少し知らしめてでも置くか?忙しくなってしまうだろうが」

女戦士「馬鹿は死んでも治らん…放置だ」

魔女「奴らを骨抜きにするなぞ簡単じゃぞ?女に変性させるだけじゃ」

女戦士「反吐が出るから止めてくれ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice