勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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776:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:02:21.38 ID:pYa2Z27w0
剣士「そして古代魔術の方が僕達の魔術よりもずっと優れている…オークの呪術は失われた古代魔術なんだ」

女オーク「そう?…私にはあまり興味の無い話」

剣士「どうして君がオークシャーマンの呪いを恐れて居たのかこれで理解出来た…僕が思ってたよりずっと強力なんだ」

女オーク「その呪符は使えそう?」

剣士「これは多分僕達の魔方陣と同じだろうね?退魔の呪符は退魔の魔方陣とピッタリ重なる」

女オーク「剣士にも出来ると言う事ね…」

剣士「出来ない物もある…例えば耐火の呪符…僕達の魔術書には耐火の方陣は記されて居ない…これは大発見なんだ」

女オーク「ウフフ剣士目が輝いてる」

剣士「かわいいって言わないでよ?僕の方が強いんだ…君は僕の奴隷…イイね?」

女オーク「はいはい…」ニコ

剣士「この呪符を体にタトゥーで刻めば耐性を得られるとしたら魔法なんか要らないな」

女オーク「西オークの戦士たちは皆オークシャーマンに強化してもらうのよ」

剣士「魔法は効かないって思った方が良いね」

女オーク「魔法だけじゃなくて力の増強とか筋肉の強化とか色々有るのよ?」

剣士「君はタトゥーが無いね」

女オーク「あなたに処女を奪われた時に全部消えた…呪いもタトゥーも」

剣士「じゃぁ弱くなったのか」

女オーク「野良オークがひっそり暮らすのは強化されたオークに勝てないからよ」

剣士「なるほどね…大分オークの事が分かって来たぞ」

女オーク「ウフフ…」

剣士「あのさ?そんな凄いオークシャーマンの首を切り落とす寸前だったのは大変な事だったよね?」

女オーク「そうね…でもオークシャーマンはそれを気にする程小さい器では無い」

剣士「え?どういう事?」

女オーク「本当はとても寛容なの…戦争を起こす悪いオークだけど」

剣士「寛容?…まぁ気にしてないなら良いけど」

女オーク「ほら?人間に処女を奪われたら呪いを解ける様にしているのよ?追いかけても来ない」

剣士「どうしてそんなヘンテコな呪いなんだろう?」

女オーク「それはオークシャーマン自身が人間と関係を持つ事に肯定的だから」

剣士「つまり人間と結ばれる人は許しますよ…っていう事だね?」

女オーク「寛容でしょう?」

剣士「まぁなんか変だけどねw…なんでそんなヘンテコな呪いにしたんだろうなぁ…」


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