勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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775:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:01:47.07 ID:pYa2Z27w0
『飛空艇』


フワリ シュゴーーーー


剣士「操縦頼むね…南東の方角…高度上げて偏西風に乗って」

女オーク「うん…」

剣士「ん?負けた事気にしてる?」

女オーク「悔しい…朝まで繋がって居られなかった」

剣士「いやずっと繋がってたさ…君が覚えて無いだけだよ」

女オーク「記憶が…」

剣士「やっと勝てて僕は嬉しい」

女オーク「それなら良いわウフフ」

剣士「ちょっと今から呪符の研究するから邪魔しないでね」

女オーク「うん…」---心も体も充実してる…幸せ---

剣士「えーと…これが退魔の呪符だったな…」ブツブツ


アーデモナイ コーデモナイ

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剣士「しまったなぁ…魔術書持って来るんだった」

女オーク「何か分かった?」

剣士「オークの呪術は僕達が使う魔術の前身だよ…僕達の言葉で古代魔術」

女オーク「それはスゴイ事なの?」

剣士「そうだね…ねぇオークって文字を使った書物って有るの?」

女オーク「オークシャーマンだけが文字を知ってる…普通のオークは知らない」

剣士「エルフも文字を残す文化が無いんだけど…ここに記されて居るのは多分エルフの言葉を文字にした物だ」

女オーク「え?エルフとは言葉が違うわ?」

剣士「えとね…多分こうだよ」


本来オークは古代文字を使って居たんだよ

でもそれが許されて居るのは一部のオーク…つまりオークシャーマン

それ以外のオークは文字を教えて貰えないから独自の言語に変わって行ったんだ

一方エルフは古代文字をそのまま話す

それをオーブと言う物で知識の伝達をして来たから文字は残らないけど言語はそのまま残った

それが森の声と呼ばれる言語

この呪符には古代文字が記されていて僕達魔術師がずっと昔から研究している物なんだよ



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