666:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 20:55:21.52 ID:pYa2Z27w0
『隠し部屋』
ピピ ツーツツ
剣士「…これは遺物の石板?文字が浮かんでる…古代文字か」
商人「この間取りに行った古代のエネルギーを使って動かしたんだ…中にはウラン結晶が入っていた」
剣士「文字が動く…」
商人「それはラヴが動かして居るんだ…ほら?」
剣士「謎の機械…これで石板の文字を?」
機械の犬「ワン!」フリフリ
商人「南の大陸の地図とかも石板に浮かんだんだ…多分重要な情報だよ」
剣士「ホム姉ちゃんに覚えさせてる?」
商人「そうだよ…僕達には全く理解出来ない…解読できるのはラヴだけだね」
剣士「あ…画が浮かんだ…これは古代の風景?」
商人「そうだろうね?南の大陸は自然に覆われていた様だ」
剣士「スゴイな…この石板はどういう仕組みなんだ?」
商人「君は内容よりも仕組みの方に興味がありそうだね」
剣士「分解してみたい」
商人「ダメだよ…やっと動かせるようにしたんだから」
剣士「アハハ機械の犬は尻尾でその機械を動かしてるのか…」
商人「自由に動かせる所が限られているからね」
機械の犬「ワン!」
商人「それで剣士君…」
剣士「ん?何?」
商人「ちょっと僕はやる気が出て来てね…急ぎで名も無き島に行きたいんだ」
剣士「気球は?」
商人「手に入った…4人乗りの新型輸送用だ」
剣士「新型?」
商人「他の気球と比較して早いのさ…これを君に改造してもらいたい」
剣士「おぉ!!ヤルヤル!!」
商人「そう言うと思って居たよフフフ…君の馬車にクジラの骨が乗っていたよね?」
剣士「うん…使い道に困っていたんだ」
商人「その骨を使う前提で設計図を書いてみたんだ…これだよ」パサ
剣士「ママの飛空艇みたいにする?」
商人「君なら出来ると思って話して居るんだ…あの機動力があればウンディーネを目覚めさせに行けるかもしれない」
剣士「おけおけ!!月まで行ける飛空艇作る!!」
商人「月?」
剣士「ママは月に行くつもりだったんだ!僕だってやってやる」
商人「ハハ期待しているよ…欲しい材料は何でも揃えるから言って」
剣士「沢山必要なのが布と金属糸かな」
商人「分かった…明日影武者に気球まで案内させるから楽しみに」
剣士「ワクワクして来た…」
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20