551:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/09(日) 22:30:38.08 ID:DzRiTfhn0
まず大きな変化点は4000年前に起きたとされる地軸の移動
それ以前と以降とでは完全に文明が分かれる
ここ暁の墓所に記されて居るのは4000年前からドリアードの時代を過ぎて時の王の時代まで
魔女「それでは辻褄が合わんでは無いか…シン・リーンの壁画は何を表して居るのじゃ?」
話を続けるわ…
シン・リーンの壁画は実は時の王の時代の前では無くて…その後の事なのよ
時の王の時代から現代までの事を画に描いた予言なのよ
魔女「なぬ!!?予言であれほど正確に書けるのか?」
情報屋「私はシャ・バクダ遺跡の調査で核心を持ったわ…シン・リーンの壁画は当時の予言」
情報屋「そしてここの壁画も全部予言…つまり暁の使徒達は預言者なの」
魔女「まさか過去に戻った剣士ら2人が書かせた予言じゃと?」
情報屋「きっとそうね…そしてまだ続きがある」
4000年前に起きた地軸の移動の前に栄えた多くの文明は未踏の地にある
でも現代でも残されて居るのが古都キ・カイを始めとした南の大陸に集中してる
特に南の大陸ではウンディーネの伝説が強く残ってる
蛮族のオーク達が崇拝するのが精霊ウンディーネ…そしてホムンクルスが居たのも南の大陸
魔女「この壁画よりさらに過去の事は南の大陸にあるのじゃな?」
情報屋「恐らく…そして壁画のココ…この人物」
魔女「ブタ…いやこれはオークじゃな?」
情報屋「そう…オークが虫を率いてドリアードを倒した…そう見えるわよね?」
確証は無いけれど
精霊シルフは3000年前にすでにドリアードでアダムを復活させている
でもドリアードは魔王に支配された
だからオークと共に虫を使ってドリアードを倒した
そしてアダムを救出したけれど頭部を失った…ここの画よ?精霊の他に頭部の無い人
魔女「精霊の伴侶か…」
情報屋「恐らくその後エルフの森の一部となって森の声の主となったのよ」
魔女「エルフの森も魔王の影響を受けておったな…」
情報屋「だから精霊シルフはシャ・バクダへと距離を置いたの…全部辻褄が合う」
魔女「全容が読めてきたな…さて」
情報屋「あと一つ大事な事で分からないのが…黄昏の賢者」
魔女「時の王が残した話じゃな?」
情報屋「時の王の時代まで生きて居たのは確実…暁の使徒は滅んだけれど…黄昏の賢者は何処に?」
魔女「ちと話を戻すが…オークはどうやって虫を使役したのじゃろうな?魔術では高度な幻惑なのじゃが…」
情報屋「オークシャーマンは呪術使いよ?」
魔女「呪いか…そういえがここに居ったグールも呪われた人間だったのじゃが…」
情報屋「ふむふむ…もしかすると黄昏の賢者はオークシャーマンの可能性がありそうだわ」
魔女「わらわはオークの事は何も知らんのじゃ」
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