549:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/09(日) 22:28:53.82 ID:DzRiTfhn0
『暁の遺跡』
フワフワ ドッスン
近衛「姫はいずこか?」
魔術師「遺跡の中でご神体を片付けて居られる」
近衛「考古学者をお連れした…降りても良いか?」
魔術師「お待ちだ…ササ下へ」
近衛「さぁ降りて下さい情報屋殿」
情報屋「ありがとう…手は要らないわ」
魔術師「先導します故続いて下され…」スタ
情報屋「ふぅ…この遺跡はシン・リーン遺跡よりも古い様ね」
魔術師「シン・リーンの先駆者達の墓だとか…」
情報屋「キ・カイよりは新しい…使ってる石はアダマンタイトでは無い…ドリアードと同時期かそれ以前ね」
魔術師「岩塩に埋もれて居るのはどういう事でしょう?」
情報屋「かつては海の下だったという事ね…何万年前なのか分からないけれど…」
魔術師「この場所は死海という場所だったと噂する者も居ます」
情報屋「あら?古代の知識を少しは持っているのね?」
魔術師「にわかですが…」
スタスタスタ
魔術師「姫はこの奥に居られる…私は外の警備を預かって居る故…」
情報屋「ありがとう…ここまでで良いわ」
魔術師「では…」スタ
魔女「おぉ!!声がすると思うたら情報屋か…待っておったぞよ」
情報屋「魔女…お久しぶりです…お変わりありませんね」
魔女「主はちと老けたのぅ…働き過ぎでは無いか?」
情報屋「盗賊がシャ・バクダの隠し通路を沢山発見したので遺物が出て来たのです」
魔女「書物が有ればわらわも読んでみたいのぅ」
情報屋「出て来ましたよ?時の王の時代からシャ・バクダの時代まで大体繋がりました」
魔女「これは話が長くなりそうじゃな…それは後で聞くとして…そなたに見てもらいたい物があるのじゃ」
情報屋「はい…ワクワクしています」
魔女「ついて参れ…」ノソノソ
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