367:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 19:22:41.16 ID:kwIi/Pq/0
子供「パパ…虫たちが…」
魔女「ここもゆっくり出来ん様じゃな…しかし虫は平気で狭間に入ってくるのぅ」
剣士「一回狭間を出て様子を見てみようか?」
魔女「そうじゃな…どの程度虫が増えて居るのかも見てみたい」
剣士「魔女…乗って」
魔女「あまり揺らすな?」ノソリ
剣士「未来…一回リリースする…行くぞ!リリース」スゥ
子供「リリース」スゥ
ゾワワワワワ ズモモモモモ
魔女「下じゃ!!…虫は地面の下を走っとる…ようさん居るのぅ」
剣士「未来!!森の外だ!!走れ!!」シュタタ
子供「うん!!」シュタタ
剣士「思っていたより多い…空より地面を這ってる方が多いのか」
魔女「これほどの数を始めて見たのじゃが虫使いの魔法も捨てた物では無さそうじゃ」
剣士「そんな魔法も?」
魔女「わらわは学んで居らんがそういう魔術も有るのじゃぞ?」
子供「虫使いかぁ…」
剣士「魔女!!後ろ見て!!なにか感じる」
魔女「ナヌ?」
剣士「未来!!全速力!!」ダッシュ
子供「…」シュタタ
魔女「ななな…なんじゃあの黒い影は…もしや…ダイダラボッチか?」
剣士「それは?」
魔女「神話の魔物じゃ…実在するとは思わんかったのじゃが…虫が集まってあの様な姿になるのじゃな?」
剣士「大きすぎる…山より大きいって…」
魔女「実態が虫じゃで隕石では倒せそうに無いのぅ…ボルケーノでも焼き切らん…魔法では倒せぬ」
剣士「急がないとシャ・バクダが危ない」
魔女「女海賊に連絡する…」
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