361:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 19:16:08.18 ID:kwIi/Pq/0
『シャ・バクダ遺跡』
女海賊「なんか久しぶりに来たけど…何も無いね」
ローグ「勇者の像の前にキャンプ跡がありやすね…まだ木材残ってるっすよ」
女海賊「外より暖かいけどこんな所で焚火したらヤバくない?空気無くなっちゃうじゃない?」
商人「まぁ広いから大丈夫だとは思うけど…人が一杯来るなら気を付けた方が良いかもね」
女海賊「ウラン結晶が一個余ってたな…あれを暖房代わりにしよう」
ローグ「良いっすねぇ…木を使わんで済むんでスペースも自由度高くなりやすね」
女海賊「明かりはランタンで良いとして…やっぱ敷物無いと横になるの嫌だね」
ローグ「飛空艇に毛皮が余ってるんで持って来やす」
女海賊「空いてる樽も少し持って来といて」
ローグ「へい…」タッタッタ
女戦士「私はここに避難する理由を知らんのだが…どういう事なのだ?」
女海賊「虫の大群が森から迫ってるのさ…被害出そうだから避難してんの」
女戦士「冬なのにか?」
女海賊「ホムちゃんが言うには虫は寒さに強いのも沢山居るんだって…てか飛空艇から見たら超ヤバイ数いるよ?」
女戦士「そうか…」
女海賊「お姉ぇは心配しないでもうちょい休んでて?」
商人「そうだね…記憶がしっかり繋がるまでは安静が良いと思う」
女戦士「私よりお前の方がしんどそうだがな?」
商人「僕は良いんだ…君は沢山子供を産んで未来を作らなきゃいけない」
女海賊「商人どしたん?急にそんなん言い出してキモイんだけど」
商人「ごめんごめん…今までの事を考え直したらドワーフは大事にしなきゃいけないと思ってさ」
女海賊「お!?分かってんじゃん…そうよエルフより優れてんのよ」
ローグ「姉さ〜ん!持ってきやしたぜ〜〜」ヨッコラ ヨッコラ
女海賊「ウラン結晶は?」
ローグ「樽の中っす…これが一番重いでやんす」ヨッコラ セット
女海賊「商人!あんたウラン結晶の温め方知ってんよね?」
商人「わかるよ」
女海賊「これあんたに任せる!!私とローグでちっと見回りしてくるからお姉ぇとここで待ってて」
商人「任せて」
女海賊「ほんじゃちっと行って来るからお姉ぇは安静にしてて」
女戦士「フン…」
商人「大丈夫だよ…僕が見ておくから」
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