勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
1- 20
360:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 19:15:15.09 ID:kwIi/Pq/0
『星の観測所_屋根裏』


女海賊「お姉ぇ平気?」

ローグ「いやぁぁまだ混乱してるっすねぇ…どうしやしょうね?」

女戦士「…」

商人「女戦士?立てるかい?」

女戦士「あぁ…済まない…」ヨロ

商人「僕が背負ってあげようか?」

女戦士「馬鹿にするな」

商人「良いんだよ…筋肉のトレーニングさ…よっと」

女戦士「お前に私は背負えん」

商人「お…重いな…肩だけにしようか」グイ

ローグ「あっしが反対側支えやす」グイ

女海賊「酔っぱらった後な感じ?」

ローグ「まぁそーっすね」

商人「今からシャ・バクダ遺跡に引っ越しさ…歩ける?」

女戦士「大丈夫だ…お前の介添えは要らん」

商人「平気さ…時の王にホムンクルス取られちゃったから何かしないと落ち着かないんだよ」

女戦士「…そうか…悪いな」ヨロ

商人「記憶はどう?」

女戦士「いつから寝て居るのか思い出せん」

商人「矢に撃たれた事も?」

女戦士「矢に?」

商人「君は頭を撃たれたんだよ」

女戦士「…そうだったのか…それで記憶がおかしいのか」

商人「どうおかしいの?」

女戦士「夢か現実か見分けが付かない…」

商人「夢幻を見たんだね?」

女戦士「はっきりと思い出せないのだ」

商人「夢幻はそういう感じだよ…ずっと昔…生まれるよりもずっと前を思い出す感じで鮮明に見える事がある」

女戦士「まぁ良い…不遇な男に恋をした…他愛もない夢だ」

女海賊「ふーん…やっぱ時の王なん?」

女戦士「顔は思い出せん…声が似ているだけだ…呼ばれた物だと勘違えた様だ」

女海賊「まいっか…お姉ぇの荷物持って行くよ?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice