勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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330:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 18:34:44.93 ID:kwIi/Pq/0
『気球』


フワフワ ヒュゥゥ


盗賊「魔女達と連絡は付かないのか?」

アサシン「すっかり途絶えた…」

盗賊「上手い事黒の同胞団のアジトを殲滅してくれりゃ良いけどな」

アサシン「向こうはこちらと違ってエース揃いだ…上手くやると思って居る」

盗賊「まぁそうだな…ありえん火力が揃ってるしな」

アサシン「問題はこちらが何も動けない事だ…エルフゾンビ無しではさすがに情報収集しか出来ん」

盗賊「んんん…何処に行っちまったのか」

アサシン「時の王と話していて気付いたのだが…」

盗賊「まだ何かあんのか?」

アサシン「隠匿の皇子…」

盗賊「あぁ情報屋も誰の事を指すのか勘繰ってたな…具体的に誰なのか聞けてないのか?」

アサシン「初めはエルフゾンビの事を指すと思って居たのだ…ダークエルフとの繋がりも一致していた」

盗賊「そこらへんはエルフゾンビに聞くのが一番なんだよなぁ」

アサシン「ただ辻褄が合わん事も多くてな…もしかすると戦死した第3皇子がそうだったとすると話が通るのだ」

盗賊「生きていたとしてあんまり俺らには関係無いだろ?」

アサシン「いや…黒の同胞団と時の王のパイプ役…貴族の中に居た可能性が高い」

盗賊「…てことはシャ・バクダ砦で鉢合わせた可能性があるってか?」

アサシン「まぁ鉢合わせたからどうなのか?というのも有るのだが…少し気になって居てな」

盗賊「戻って来ないのは何か事情が有るんだろう」

アサシン「うむ…もう少し寄り添ってやれば良かったと反省している」

盗賊「ヌハハあいつももう少しおしゃべりなら良かったんだがな…プライドが高いのがイカン」

案内人「もう少しで星の観測所だ…降りて行くな?」

アサシン「あぁ…情報屋を呼んでくるから待っていてくれ」


フワフワ ドッスン



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