勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
1- 20
315:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 19:27:48.69 ID:qOmQVu6P0
第3皇子「もう争いは終わりさ…精霊の時代は終わってアダムの時代が来る…アダムに従えば良いんだ」

エルフゾンビ「お前がアダムを復活させる役なんだな?」

第3皇子「そうだよ…森の中に残ってる黒の同胞達はみんな僕の為に囮になってくれているんだ」

エルフゾンビ「まぁ良い…それは認めよう…そして母上と姉上達はどうした?」

第3皇子「…」

エルフゾンビ「まさかお前…」

第3皇子「これが母上」コトリ

第3皇子「そしてこれが姉上達…」パラパラ

エルフゾンビ「…」

第3皇子「子を産むだけの奴隷から解放してあげたんだ…救ったんだよ」

エルフゾンビ「…」ダダダ ボカッ

第3皇子「こうするしか無かった…もっと早く魔王を見つけて居ればこうはならなかった」

エルフゾンビ「ふざけるな!!」ゴス ゴス ボカッ

第3皇子「兄者にも責任がある!!白狼の一党は同胞達の邪魔建てばかりをするんだ…上手く事が運ばないのはそのせいだ」

エルフゾンビ「だまれ!!」バキ ボカ ゴン

第3皇子「今だってそうでしょ…キマイラが反乱するのも…黒の同胞達を攻め立てているのも全部!!兄者たちのせいだ」

エルフゾンビ「ふーーふーーー」

第3皇子「次は僕の邪魔をするのかい?」

エルフゾンビ「…」ギリリ

第3皇子「その魔石はまだ一度も使っていない…兄者にあげるよ」

エルフゾンビ「母上…」ギュゥ

第3皇子「もうこれで終わりさ…アダムを復活させて僕は眠りにつく…僕にその魔石はもう必要ない」

エルフゾンビ「…」

第3皇子「…」

エルフゾンビ「問う…何故ハイエルフはお前や黒の同胞と争いを始めた?」

第3皇子「森の声…」

エルフゾンビ「…」---精霊樹が?…いやまさか---

第3皇子「兄者も僕の敵になるのかい?」

エルフゾンビ「…」スック

第3皇子「何処に行くの?」

エルフゾンビ「この魔石は頂く…そしてお前はお前の信じた道を行け」

第3皇子「ハハ理解してくれたのか…それでこれからどうするんだい?」

エルフゾンビ「さぁな?…只…お前とは2度と会うまい」

第3皇子「そうか残念だよ…大兄にもよろしく言っておいて欲しい」

エルフゾンビ「じゃぁな…」ノシ


---戦う理由を見失ってしまった---

---疲れたな---


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice