314:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 19:26:10.22 ID:qOmQVu6P0
『個室』
ガチャリ バタン
エルフゾンビ「何だこの部屋は?何も無いではないか」
第3皇子「…」コトン
エルフゾンビ「黒い魔石…それがどうした?」
第3皇子「アハハハハ…この石…これが皆が恐れてる魔王だよ」
エルフゾンビ「なんだ…と!?」
第3皇子「ほぼ無限大の魔石になったんだ…黒の同胞達がチマチマ作ってた魔石なんかもうどうでも良い」
エルフゾンビ「それはもしかして…リリスの子宮の中に居た魔王…石に変えたと言うのか?」
第3皇子「さすが白狼の一味…知って居たんだ」
そうさ…誰か知らないけれど魔王を集めて一つの生命に封じ込めてあったんだよ
本当なら祈りの指輪を使って魔王を集めなきゃいけなかった所なんだけど
何の抵抗も出来ない胎児の中に魔王が封じてあったんだよ
それを重力炉で圧縮して魔石に変えたんだ…ハイ!魔王退治完了!てね
だから何十年も前からやってたチマチマ魔石を作るのは全部無駄だったって訳
僕は犠牲にされてしまうエルフやオーク…それに拷問される人間達も全部救ったんだよ
もうエネルギーの小さな魔石は必要ない
エルフゾンビ「それを使ってアダムを復活させる…」
第3皇子「精霊がやろうとした事だよね?もうすぐ実現する」
エルフゾンビ「…」ボーゼン
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20