206:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/02(金) 10:20:21.99 ID:agkIMDdy0
『船長室』
…これがアルラウネ
ちっちがスプリガンじゃ
昆虫の事はようわからん
ウルフはどちら側じゃ?
女戦士「ふむ…ひとまずそれらの魔物は中立的な立ち位置なのだな?」
剣士「そうだね…多分敵も味方も関係なしで襲って来る」
女戦士「ではやはり明らかに知性を持って争って居るのがエルフ達とキマイラ勢か…」
魔女「人間はどうなって居る?」
剣士「森の声では数日程前に北の方へ移動したらしい…理由は分からない」
商人「今の話で系統図作ったよ…見て」
魔女「三つ巴に見えるのぅ」
商人「エルフ側にトロールとドラゴン…それからウルフもこっち側な気がするな」
魔女「キマイラがよーわからんな…ケンタウロスもエルフ側では無いのか?」
商人「うーん…現場に行かないと分からないかぁ」
女戦士「スライムとビホルダーは中立と見て良いのか?」
剣士「守備的に動くからキマイラ勢だと思う」
女戦士「守備?守っているという事か?」
剣士「多分…追いかけては来ない…命令されているのか目的を持って居そうだ」
女戦士「この地図で位置は分かるか?」
剣士「うーん…頭の中では分かるけど地図だと何処なのか…」
女戦士「仕方あるまい…しかし予測より随分と敵が多いな」
剣士「争いに加わらないように動けば厄介なのは毒だけに思う」
魔女「ドラゴンの骸を見つけた様じゃが何にやられたのじゃ?」
剣士「見て居たのか…ドラゴンは捻りつぶされていた…多分ゴーレムという魔物かと」
魔女「ゴーレムは見て居らんのじゃな?」
剣士「見ていない」
女戦士「察するに北へ向かったと考えて良さそうだな」
剣士「うん…倒木の跡が北の方へ続いてた…きっと北に向かった筈」
魔女「やはり事が済んだ後じゃろうな…黒の同胞団の隠れ家はもぬけの空やも知れんぞ?」
女戦士「北への追撃は海賊では無理だ…その後の動きは考え直す必要がある」
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