勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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136:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/02(金) 08:27:21.94 ID:agkIMDdy0
女海賊「あのさ…そうまでして精霊の記憶を守ろうとしてるダークエルフがゴーレムを呼ぶって考えにくくない?」

女戦士「うむ…ダークエルフだとはいえ元はエルフだ…同族殺しを進んで誘導するものか?」

商人「んんんーーーやっぱり第三者が居ないと無理があるかぁ…」

ホムンクルス「あの…」

商人「ん?何か気付いた?」

ホムンクルス「200年前に亡くなった精霊の伴侶は何処に行ったと思いますか?」

商人「精霊の伴侶…そういえば行方不明だったね」

女海賊「時の王のおっさんだったりすんじゃないの?」

ホムンクルス「その可能性は非常に低いです」

商人「まてよ…なんで精霊はエルフの森じゃなくてトロールの森の方を住処にしてたんだ?」

女海賊「別居だったりw」

商人「別居…」

ホムンクルス「ホムンクルスの生体は体液にエリクサーを循環させないと石化してしまいます」

商人「…つまりエルフの森の深部でエリクサーに浸かって生きている可能性があるという事だね?」

女海賊「でもエルフの森の精霊樹って枯れてるんじゃなかったっけ?そんなんでエリクサー出来るの?」

商人「いつから住処を変えたんだ?…どうしてエルフの森じゃダメだったのか…」ブツブツ

女海賊「ぁぁブツブツ始まった…解決し無さそうだから話変えよっか」

女戦士「エルフの森の事は魔女に聞いた方が早そうだな」

ホムンクルス「書物から得た知識は私が一通り知って居ます」

女戦士「関係しそうな話は無いか?」


およそ1700年前に遡りますが

それまではエルフが祈りの指輪を用いて世界を掌握していた様です

しかしその製法を人間に奪われ祈りの指輪の量産が始まり立場が逆転しました

同時に人間は急速に魔術を発展させ一時代を築きましたが

魔王の復活によってすべてが無になりました


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