102:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/29(月) 18:22:35.49 ID:NwyvBHUw0
アサシン「うむ…彼は元々軍属なのだ…少数精鋭を引き連れてフィン・イッシュ守備隊を指揮する事になるだろう」
商人「国王が守備の指揮っておかしくない?」
アサシン「国王が申し出たのだ…フィン・イッシュ女王は政務を担当し軍部はセントラル国王が率いる」
商人「なるほど!!立場上いつでもフィン・イッシュを支配下に置けるという形か」
アサシン「そうだな…しかし国王は女王に惚れこんでしまって居てな…裏切る事は無いだろう」
魔女「それでなにやら調印の義を交わしておったのじゃな?」
アサシン「婚約という形だな…成婚まではもう少しかかると思われる」
商人「王同士の婚姻て前代未聞だね…国は統合しちゃう?」
アサシン「さぁな?しかしセントラルは国王以外の統治者を置いて主権国家を維持した方が良いだろう」
商人「貴族の中に良い統治者が居れば良いけどねぇ…」
アサシン「それだ!その件なのだが…魔女から話は聞いたがシャ・バクダに逃亡した貴族は全滅と見て良いのか?」
商人「これからだね…明日か明後日には結果が出る」
アサシン「やはり私はエルフゾンビと共にオアシスに行かねばならんな…」
魔女「2人で行っても何も出来んと思うがのぅ…」
アサシン「エルフゾンビは精霊樹を守る為に他の国の介入が無いようにしたいらしい」
商人「独立させたいんだね?」
アサシン「黒の同胞団と貴族達の影響力が無くなれば元の独立自治区にはなるだろうが…」
盗賊「それがお前の仕事だろ?今なら生き残ってるクソったれ貴族を暗殺出来んじゃねぇか?」
情報屋「あなた聞いて居たの?寝てるかと…」
盗賊「やっとまともな盗賊ギルドの仕事になりそうだな?俺は盗み…お前は暗殺…情報屋が密偵」
アサシン「言いにくかったのだが強力して貰えるか?」
盗賊「もともとシャ・バクダは盗賊ギルドの庭だ…奪われた物は返して貰わんとな」
アサシン「よし!女王に別働の話をして来る」
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