北条加蓮「藍子と」高森藍子「変わりゆくカフェで」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/15(日) 18:57:25.01 ID:3SqBtgoG0
藍子「みんなが気になっちゃって、みんなが注目する……私も、そんなアイドルでいたいですね。……なんてっ。ちょっぴり、大げさに言っちゃったかな……?」

加蓮「おぉー。藍子ちゃんの口からそんな言葉が出るとはー」

藍子「……加蓮ちゃん。ぼうよみです」

加蓮「ふふっ。逆逆。本気でびっくりしたからだよ」

藍子「はあ……」

加蓮「こんなにオリジナルのものがあって、それに……言い方は悪くなっちゃうかもしれないけど、常に新しい物を用意したり、みんなに見てもらったり、ここってそういう場所でもないよね。アイドルと違って……」

藍子「そうですね。今日も、お客さんは私たちの他に何人かいるだけみたいです」

加蓮「ね。だから生真面目だし、勉強熱心っていうか、いつもよく考えてるなーって。……あ、これは皮肉とかじゃないよ。本気で褒めてる」

藍子「うんうんっ」

加蓮「都会に大きなカフェとか開いたら、それこそ人気アイドルみたいに毎日お客さんがたくさん来てくれるでしょ。なんだかもったいな――」

藍子「……加蓮ちゃん。あっち」チラ

加蓮「あ。……店員さん、聞いてた?」

藍子「聞こえちゃっていたみたいですね……」


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