佐々木「君は優しいね」キョン「炭治郎には敵わないさ」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/01(日) 20:03:07.68 ID:eKWbNwFOO
「佐々木さん、ゆっくりしていってね!」
「うん。ありがとう」

まるで嵐のように過ぎ去っていった我が妹は禰豆子の血鬼術である『爆血』を習得するべく、鍛錬に戻った。妹が鬼となる日は近い。

「それで、キョン。申し開きは?」
「なんのことだ?」
「妹さんに禰豆子ちゃんの真似をさせて楽しんでいたことについて釈明しないのかい?」

ジト目をしつつ楽しげに喉の奥を鳴らして人聞きの悪いことを言う佐々木の誤解を解く。

「あれは妹が勝手にやっているだけだ」
「どうせ君が蔵書の原作を読ませたんだろう? 妹さんの目の届く場所にワザと置いておいて、禰豆子ちゃんに興味を抱くように仕向けたわけだ。そのくらい、見ずともわかる」

さすがは佐々木だ。完全犯罪を見破るとは。

「でも竹輪はやりすぎだと思うよ?」
「あれは本当に妹が勝手にやったことだ」
「僕だって竹輪を咥えれば君の妹ほどではないにせよ、少しは様になっていた筈だ」
「妹と張り合うのはやめてくれ」

竹輪を咥えた佐々木なんて見たくなかった。


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