高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「人から離れたカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:03:24.14 ID:rUepDosI0
加蓮「カフェに行けば、藍子がいるし?」
藍子「ここにいますよ〜」
加蓮「1人になる時なんて家くらい……いや、家でも最近お母さんと喋ってばっかりなんだよね。あとお父さんも。ホント、2人とも心配性すぎてさ……」
以下略
AAS
31
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:03:54.07 ID:rUepDosI0
加蓮「1人――独りの時間なんて、最近ほとんどなくて。いつだって物音と、人の声と……静かでも、人の気配がしてたから」
藍子「だからこうして、私と加蓮ちゃん以外がいない場所が……」
加蓮「不思議なのかもね……」
以下略
AAS
32
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:04:23.90 ID:rUepDosI0
藍子「加蓮ちゃん。ずっと昔……2人でいろいろなカフェに行っていた頃のことを、覚えていますか?」
加蓮「そりゃ覚えてるけど……。どのカフェに行った時のこと?」
藍子「街角の、奥の席に座ったカフェっ」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:04:54.16 ID:rUepDosI0
藍子「その後に、ほら……その……うぅっ」
加蓮「?」
藍子「ほ、ほら、私がいたことを忘れちゃったんですか? って言って、いるのが当たり前みたいだったって加蓮ちゃんが言って……それは家族みたいだけど、少し嫌だって思っちゃったとか、私が言って……」
以下略
AAS
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:05:25.15 ID:rUepDosI0
加蓮「そう……。んー……ちょっと照れくさいけど、まっ、ありがと」
藍子「どういたしまして。こちらこそ、ありがとうっ」
加蓮「……いや私から言っといてだけど、何が?」
以下略
AAS
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:05:54.13 ID:rUepDosI0
藍子「さっきのお話だと、そうなりませんか?」
加蓮「店員さんは店員さんだけど、藍子はそれ……藍子は藍子だからっ」
藍子「……それ?」
以下略
AAS
36
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:06:24.81 ID:rUepDosI0
加蓮「……」
藍子「〜〜〜♪」
加蓮「……、」
以下略
AAS
37
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:06:54.34 ID:rUepDosI0
加蓮「……店員さん、引っ込んで戻ってこなくなっちゃった」
藍子「奥で、何かしているのかな。それとも、もう1回休憩?」
加蓮「カフェの店員って大変そうだもんね」
38
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:07:24.38 ID:rUepDosI0
藍子「〜〜♪」
加蓮「……」
藍子「〜〜〜♪」
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AAS
39
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:08:25.39 ID:rUepDosI0
加蓮「……そう?」
藍子「加蓮ちゃんにとっては、退屈になっちゃいますか?」
加蓮「どうだろ。もしかしたら、ちょっと退屈かもね」
以下略
AAS
40
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/10/25(日) 19:08:55.24 ID:rUepDosI0
加蓮「でも……大した話もしないで、少し寂しくもあって……慣れてるのに慣れない寂しさも含めて、たまにはこういうのもいいかな? って感じだね」
藍子「それで、十分です。のんびりして……退屈になっちゃったら、またお話でもしましょ?」
加蓮「いいよー。何話す? そういえば最近、なんか事務所で私がお菓子を配るお姉さんみたいなキャラになっててさー。ハロウィン対策でクッキーとか持ち歩いてるからかな? ほら、イタズラはされるよりしたい方ですし♪ で、この前もさ――」
以下略
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