247: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:52:10.40 ID:V6x1Fopt0
「うん、ありがとう!」
248: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:52:44.70 ID:V6x1Fopt0
桃山さんは休憩時間でもないのに、
近くにある椅子に座る。
249: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:53:32.80 ID:V6x1Fopt0
……。
続けた方が良いなんて、
250: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:54:14.50 ID:V6x1Fopt0
「帰ってくるなんて言わない」
「……はいっ」
251: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:54:48.17 ID:V6x1Fopt0
「木下さん、ここに戻ってきたり
出来ないように辞めるんでしょう?」
252: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:55:20.17 ID:V6x1Fopt0
しかし、あたしが辞めて、
桃山さんが辞めてしまったら
このお店はどうなるんだろう。
253: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:56:04.31 ID:V6x1Fopt0
でも、店長のことを顔覗き込んで何かしていたよね。
あれはなんだったんだろう。
254: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:56:35.22 ID:V6x1Fopt0
あたしは、桃山さんの方に
「あたし、頑張るよ」と言ってから、
そっちに向かう。
桃山さんは笑顔で頷くだけだった。
255: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:58:02.60 ID:V6x1Fopt0
これで良かった。
悔いもあるし、
256: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:58:29.94 ID:V6x1Fopt0
でも、そんな心配はするけれど、
店長は結局、あたしのことなんて好きじゃなかった。
257: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:59:03.75 ID:V6x1Fopt0
そう考えた時に、
またあたしは気がついてしまう。
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