あんこで丸投げギルド経営
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36: ◆nBNxbiMXrY[saga]
2020/10/16(金) 18:54:30.41 ID:2h6/7cvy0
街は広く建物も多く、それなりに栄えていながらも
大きな農地があり森や川にも囲まれていて、まさに自然と共存しているといえる

魔法剣士「農民の街か、もう夜更けだが人は起きているだろうか」

魔法剣士は街へ入ろうと、川にかかった橋を渡っていく

魔法剣士「ん?」

その途中、魔法剣士は川に点々と光があるのを見る
よく見ると、ランプを持った人が川のそこかしこにいた

住人A「そっちはどうだー?」
住人B「だめだぁー、こう暗いともう…」住人C「何言ってんだ!手遅れになってもいいのか!」
住人D「でももうずっと寝てませんよ、少し休みましょうよ」
住人C「そんな暇があるか!早くしないとおお?っとっとっと…」住人B「あぁあぁ、もうふらふらじゃないか」

魔法剣士「(何やら慌ただしいな)」

魔法剣士「おーい!少しいいかー?」

住人D「あれっ、旅のお方ですかー?」
住人B「おー、いらっしゃい!ここはガルドの街だよ!」
住人C「やってる場合かえ!」住人D「まあまあ…」
住人A「なんだどうしたー?」

声をかけると、住人達は魔法剣士に気づく

魔法剣士「どこか休める場所はないか?この子がかなり弱っているんだ」

住人A「子連れ旅か?」
住人D「それは大変…宿がすぐ先にあるので、僧侶さんも呼んで…」

少年が弱っていることを知らせると、住人達は心配して駆け寄る

住人E「お、おい…その子…」住人B「んー?」
魔法剣士「?」

すると、少年を見た住人達は顔色を変える

住人C「おお……おお…!ツインズ!ツインズじゃねえか!」

魔法剣士「!!知っているのか!」


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