【咲】京太郎「十年の時が経っていた…」【安価】
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285: ◆T3wZhmz5ZM
2020/10/03(土) 14:13:31.56 ID:PJDrTQ2w0
…目が覚めた。
京太郎「あれ?」
知らない白い天井が見える。
京太郎「ここはどこだっ…ッ…」
頭に痛みがはしる。そんな状況でも周りを見渡した。
京太郎「病院みたいだな…」
白い天井、壁。そして俺はベッドの上で包帯を巻いている。病院で間違いないだろう
京太郎「全く、思い出せない…。何があったんだ?」
記憶がごっそり抜け落ちているみたいだ。
とりあえず、誰かに何があったかを聞かないと…。みんなのことも気になる。
そう思った瞬間…
ガチャ
…病室の扉が開いた
ゆみ「!!京太郎、目が覚めたのか!?」
京太郎「えっと、あなたは?」
ゆみ「おいおい、親友の顔を忘れたのか。私は加治木ゆみだ」
京太郎「えっ!?加治木ゆみさん?」
俺の知ってる加治木さんよりもかなり大人っぽいぞ。いや、そもそも親友って…ほとんど話したこともないぞ
ゆみ「…なぁ、京太郎。京太郎は今いくつだ。」
京太郎「えっ、15歳ですけど…」
ゆみ「…やはりか。京太郎、ここに鏡がある。見てみろ」
京太郎「は、はあ、…え!?」
鏡の中にいたのは知らない男だった。いや、正確に言うと自分にとてもよく似ていた金髪の男性だった
京太郎「つまり、これは…」
ゆみ「君は今25歳だ。つまり、君は十年分の記憶喪失をしたということになる」
京太郎「…まじかよ」
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