北条加蓮「藍子と」高森藍子「思い出のあふれるカフェテラスで」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/27(日) 18:48:41.85 ID:rBaIBZm50
藍子「……アイドルの世界は、厳しい世界です。今だってそう思います――ううん、今だから、前よりずっとそう思うのかも」

藍子「できないことや、やりたいって思っても叶わないことがたくさんあります」

藍子「あなたの場所まで辿り着く道も、どれほど歩いても、終着点はまだまだ見えません」

藍子「だから、加蓮ちゃんの言う通り……加蓮ちゃんのように、前を向いて、しっかり進まないといけないなぁって思うんです」

藍子「でも」

藍子「たまには……これまでのあふれる思い出に、足を止めてしまっても……」

藍子「……あははっ。ええと、……そういうことですっ。あっ、加蓮ちゃんが間違ってるとか言いたいんじゃなくて、……ふふ。私、何が言いたいんだろ……?」

加蓮「……はい。ハンカチ」

藍子「もうっ……。ごめんなさい、加蓮ちゃん」

加蓮「何に謝ってんだか……。別にいいよ。ほら、謝らないの」


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