神「異能力者七人のバトルロワイヤルが見たいな・・・」 4【安価】
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59: ◆R39XEzWXr6[saga]
2020/10/02(金) 22:52:36.36 ID:JgIhSGO90
五樹「……四雫ちゃん!左腕の止血をお願い!私は右腕を!」バッ

四雫「はい!」ビリッ

二葉「お姉ちゃん!」

ゆりあ「……」

五樹(反応がない、気絶してる……両腕が切り落とされれば当然だよね……最後の一撃は、私達を守る一心で……)ウルッ

七音「お姉ちゃん……死んじゃうの?」

五樹「……このままだと、一日も持たないと思う。でも、あと二時間とちょっとぐらいなら……」

葛斎「……つまりバトルロワイヤル一日目が終わるまでは持つということですわね?」ザッ

五樹「葛斎さん……」

葛斎「あの軍服さんの服から、宝石取ってきましたわよ……天使さん?お手々がない人はどうすれば宝石を獲得できるんですの?」

天使「その宝石に体のどこか一部でも触れている場合はポイントに換算される。丁度良い隙間があるみたいだからそこに挟んでおいたらどうだ?」

葛斎「そうしますわ」ムニュッ

葛斎「さて……ゆりあさんをここから動かすわけには行きませんし、後は一日目が終わるまで、ここで防衛線ですわね」

四雫「……裏切らないのですか?」

葛斎「……どういうことですの?」

四雫「姉上は瀕死……周りの私達は丸腰。数の差こそあれど、あなたの『付喪神』があれば一撫ででしょう。そうすればあなたは安全に宝石を二個独占できる」

三夏「おい、四雫……!」

葛斎「四雫さん……でしたわね。既に申し上げた通りですの。私は手品師でしてよ?」

葛斎「手品師のお仕事とは、人を騙すことではなく、人を驚かすことでもなく、人を笑顔にすることがお仕事なのですわ!……あなた方の笑顔を損なうような真似は、私いたしません」

一花「……葛斎さん……」

四雫「……良かったです。姉上と、私達と最初に出会ったのが、あなたで」


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